チャンピックスは喫煙しながら始められるラフな薬

タバコをやめようと思ったら、まずは禁煙外来で治療をすることをおすすめします。病院で治療をすると条件によりますが、健康保険が適用され、治療費や薬代などの負担が軽くなり、3割の支払いで済むからです。また、治療をする際にはニコチンパッチかチャンピックスを治療薬として選択できるようになりますが、ニコチンパッチはタバコの代わりにニコチンを補給する方法で、結局はニコチンを摂取することになるので、1日に数本程度を吸う人なら問題ありませんが、1日1箱を吸うような人は向いていませんので、チャンピックスを選択しましょう。チャンピックスはニコチンを一切使用しない飲み薬で、有効成分のバレニクリンがニコチンの働きを阻害して、タバコを吸っても満足感を得られないようにする医薬品となっています。また、チャンピックスを使用したその日から禁煙をする必要はなく、最初の7日間はタバコを吸っても問題ありません。この期間は体が薬に慣れるための猶予期間となっていて、1~3日の間に0.5mgの飲み薬を1日1回で飲み、4~7日は0.5mgの飲み薬を1日2回で飲むようにします。最初は吐き気やめまいといった副作用がでて、気分が悪くなることもありますが、徐々に体が慣れてくるはずです。この間に成分のバレニクリンは脳内のニコチン受容体に作用しているため、タバコを吸ってもニコチンの働きがなくなり満足感を得られなくなります。8日目からは1日2回で2mgの飲み薬を飲む本格的な禁煙に入りますが、ほとんどの人はこの時点でタバコを吸う意味がなくなってきているので、自然と禁煙ができるようになっています。最初の7日間はタバコを吸っても問題ありませんが、それより早くタバコを吸わなくなった場合は、その日から禁煙を開始するといいでしょう。

チャンピックスは保険適用外の人でも通販なら安価

禁煙外来で治療を受けると、健康保険が適応されるので、診察代や薬代が安く済むというメリットがあります。しかし、健康保険が適応されるには、いくつかの条件が定められており、ニコチン依存症の診断テストで5点以上を取ること、平均本数と喫煙年数から計算されたスコアが200を超えることなどが決まっています。基本的には1日1箱も吸うような人は、間違いなく保険が適応されるので気にする必要はありませんが、治療を1度でも受けて、1年以内に再び受診する人は、保険再算定が通らずに自由診療となり全てを実費で行う必要があります。飲み薬であるチャンピックスを利用した禁煙は非常に人気のある方法で、12週間の治療に薬代を含めても13,000~20,000円で収まりますが、保険が使えない場合は43,000~66,000円の高額な医療費が必要となるため、できれば健康保険を使いたいものです。しかし、保険適用外となるとどうしようもないので、病院にかからずチャンピックスだけを購入し、自分で禁煙をする方法もあります。チャンピックスは医師の処方薬となっているので、日本国内で購入することはできませんが、海外から個人輸入で購入することはできます。ネット通販で購入すると1ヶ月分が14,980円前後となっているので、3ヶ月分で44,940円です。まとめ買いをすると40,000円を切る値段となるので、自己負担で病院にいくよりも安く済みます。病院だと何度かの診察があるので、通院するための手間も省けるのが大きなメリットです。また、チャンピックスのジェネリック医薬品も販売されているので、コストを大きく抑えたい人はそちらを選ぶのも良いでしょう。

チャンピックス服用における禁煙成功率について

禁煙のための治療薬チャンピックスは、禁煙成功率が高いと言われています。禁煙治療薬などを使用せずに禁煙を行った場合、成功率は5%程度だと言われていますが、チャンピックスを使用した場合にはその成功率が78.5%と約15倍以上もの成功率があると言われています。この成功率は、チャンピックスを利用した病院での治療を行う12週間からさかのぼって4週間の間に、1本も煙草を吸わなかった人の数値になります。これは、チャンピックスを使用し始めた1週間はチャンピックスを使用しながら禁煙のための準備を行う期間のため、煙草を吸いながら禁煙準備を行っている人もいるためです。治療の期間が12週間となっているため、禁煙終了間近の8週間~12週間の間での成功率が78.5%なのです。男女別でみると、男性が79.1%、女性が76.6%と、男性の方が成功率が高く、年代別でも50代以降の方が成功率が高い傾向が見られます。また、1年後の成功率を見ると、60歳以上の男性で、喫煙していた期間が長い人ほど禁煙に成功しているというデータもあり、「まだ働かなくてはいけないけれど、健康にも気を付けなければ」という危機感から、高齢の男性の禁煙成功率が高い傾向があると言われています。
チャンピックスは12週間で計5回の通院が必要となりますが、初回の治療だけで終わった人の禁煙成功率は6.5%、5回すべて通院をした人の禁煙成功率は49.1%と、初回だけで終わった人の7.5倍もの成功率を誇っています。この数字も、通院回数が多いほど高くなるため、治療薬であるチャンピックスの処方と医師のアドバイスがあるからこそ、禁煙が失敗しにくくなっているとも言えます。